昨日、娘が生後100日を迎えたので自宅で「お食い初め」をしました。
とくにキットは使わず、手作りを意識したお食い初めとなったので備忘録として残しておきます。

バタバタしていたので当日の写真が少なめです…申し訳ない
お食い初めとは?簡単な意味と由来
「お食い初め」とは生後100日を過ぎた赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統的な行事。
一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて、初めての食べ物を食べる真似をします。
赤ちゃんが100日無事に育ったことへの感謝の気持ちを表しながら、成長の節目をお祝いする日。
由来は平安時代に遡り、「百日(ももか)」と呼ばれる、赤ちゃんがお餅を口にする儀式が起源とされているようです。
自宅でお食い初めをやろうと思った理由
人によっては料亭やホテルでお食い初めプランを利用する人もいます。
今回わが家が自宅で開催した理由は、準備が億劫でなく楽しめること、コストを抑えられること、リラックスした雰囲気で過ごせることなど総合的に判断したから。
準備に関しては事前にしっかりと段取りしておけば当日の負担は最小限で済みます。



参考までにチャットGPTにコストの比較もしてもらったよ


うちもおおよそこれぐらいの価格で収まりました。


お店のプランも考えたのですが、個室料金が上乗せされるところも多く、けっこうな費用がかさむ印象でした。
ただしここはもうそれぞれの価値観なので、その子にとってたった一度の晴れ舞台をどのように過ごしたいか?を軸に、自宅か外かを検討するといいと思います。
自宅開催に向けた準備の流れ
ここからは自宅開催に向けた準備の流れをご紹介しますね。
日取りの決め方
赤ちゃんの100日をベースに参加者の日程を調整します。
うちの場合、たまたま100日目が祝日の大安でラッキーでした。
おめでたいことは大安を選びがち。
お宮参り、初節句、そしてこのお食い初めはすべて運よく大安で開催できました。
料理の内容を決める
日程が決まれば料理の内容を考えます。
自宅開催もピンからキリまであって、凝ればこるほど豪華なものもできるのも魅力。
お食い初めの伝統的なメニューは「鯛・赤飯・煮物・汁物・香の物など)」
これにそって以下の料理を用意することにしました。
・鯛の塩焼き
・赤飯(大人用にお寿司も用意)
・筑前煮(さといも、れんこん、人参は縁起が良いとされている)
・お吸い物
・紅白なます
食器や演出の準備


中央の大きいお皿はメイン料理の鯛用。
これは自宅にある美濃焼ですが、そのほか周りにあるお皿はすべてセリアで購入しました。
ネットにお食い初め用の食器セットも販売しているけれど、普段使いしないものは基本買いません。
トレイは以前ニトリで購入していていつも使っているもの。



袴もほとんど使いみちがないので、雰囲気にあったちょっと良い衣装を買いました。
ちなみにお宮参りも初節句も袴はレンタルで済ませています。
そのほかちょっとした飾りと鯛を彩る装飾品はネットで購入。
↓鯛用
↓テーブル装飾
歯固め石はお宮参りをしたお寺でいただいたものを使いました。
※食材の調達の注意点
自宅開催で注意したい点は食材の調達です。
とくに鯛(まるまる一匹)とお吸い物の貝類(ハマグリ)は当日の入手が困難になることも予想されます。
わたしは事前にスーパーで内蔵処理をしてもらった鯛の取り置き依頼しておきました。
ハマグリは見つけられなかったので、ホンビノス貝という北アメリカの二枚貝を用意しましたね。



当日に鯛が揃わないとなると、さすがに残念な結果になりかねないので
わが家の実例紹介:こんなふうにやりました
当日準備をしながら写真が撮れず申し訳ないですが少しでも雰囲気が伝われば嬉しい。


この自宅開催で1番力を入れたかったのが「鯛は自分で焼くこと」
調理師を目指していることもあり、ここだけは妥協できないこだわりでした(笑)
いろいろ調べると焼いてある鯛がスーパーやネットにたくさんあるので、不安な方はそちらを用意した方がいいです。



オーブンで塩焼きにしてみたよ


家族の集合写真は三脚をつかってスマホで撮影。


パパに食べるそぶりをしてもらいました。
娘も終始ニコニコで嬉しそうだったのでなにより。


家族写真もパシャリ


手作りのコツ&やってよかったこと
当日なるべくラクをしたいなら、前日にできるものは仕込んでおくといいです。
筑前煮は味もしみ込んで翌日にはよりおいしくなります。
あとは事前に準備すべきものはリスト化しておくと漏れなく安心。
当日に何もかもを揃えようと思うと時間もないし、手に入らないものもあるので注意が必要。
キットなしでも大満足!自宅開催のメリットと感想
料理好きとしてはキットを使わずにコーディネート含めて自分で企画をしたかった想いで自宅開催を決行。
今までグリルやオーブンで魚料理に挑戦をしてなるべく苦手意識も回避してきました。
その経験が大いに役立ったのが何よりも良かったですね。
>>note記事


食後はコーヒーを淹れてまったりみんなで談笑できるのも自宅でのメリット。
時間を気にせずにプライベートの空間で過ごしたい方はぜひお食い初めの自宅開催に挑戦してみてください。
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