「旅を仕事に」・・・は、あまり現実的でない私のようなアラサーOL世代。
週末や休暇を使ってお得に旅行がしたい!という方に向けて、オススメの仕事を8選ご紹介します。
私自身、内の一つを経験しており、かなりお得に全国を飛び回っていたので、その経験も踏まえて現実的な仕事に絞ってみました。
中には意外な仕事もありますので、最後までお付き合いください
特定の仕事に就くとお得に旅行ができる理由
まず前提として「なぜ、その仕事に就くとお得に旅行ができるのか?」という点を解説します。
※理由はいくつかありますが、業界は同じでも企業によって条件等が異なるので注意
・福利厚生でグループ企業内割引制度あり
・そもそも海外を跨ぐ仕事
・視察や海外研修が豊富
主にこの3つが「お得に旅行ができる」カラクリになっています。
その分、世間と休みが真逆の仕事が多いですが、メリットもたくさん!
お得に旅行ができる仕事8選
それではさっそくその仕事を見ていきましょう。
先に注意喚起を促しておくと「あくまでも企業による」が前提なので、その業界全てに当てはまるわけではないことをご了承ください。
今回は私の経験から、いくつかの企業を例に挙げます。
もし気になる職種があり、転職を考える際は必ず企業ページのご確認をお願いいたします。
①ツアーコンダクター
いわゆる添乗員というお仕事。
団体ツアーの引率をするガイド兼管理者で、旅好きな女性から人気の職種です。
ツアーコンダクターは”旅行=仕事”ではありますが、社内の福利厚生でプライベートに適用される旅行割引制度があったり
仕事の際も以下のメリットがあります。
・ホテル・移動・食事含む添乗中の費用は全て会社負担
・海外ツアー添乗の場合、海外保険加入も会社負担
・ツアー中現地では多少の自由時間あり
大きい会社ほど福利厚生の旅行割引は、家族や友人まで利用することができます。
上の写真は阪急トラベルサポートという
阪急グループのツアーコンダクター採用に特化した企業のサイトからお借りしました。
ご覧の通り、旅行割引制度やグループ特典でお得に旅行が楽しめるようになっていますね。
②ホテル業界
ホテル業と言えばフロントに立っている人のイメージが強いですが、その企業に務めている以上、調理人や、清掃スタッフから内勤の総務事務の人でも
同じ福利厚生を受けることができます。
ホテル業界の場合、多くの企業が国内、海外のグループ内ホテル割引制度を設けているため、安くで自社のホテルに泊まれるのです。
私もホテル時代は、社割で全国の施設を利用していました!
試しに外資系ホテルグループ、ヒルトンの採用条件における福利厚生です。
国内外のヒルトンブランドホテルを特別割引料金で利用可能
ヒルトン採用ページ
とありますね。
ヒルトンやマリオットボンヴォイグループのような大手は、世界中に拠点があるので海外旅行もしやすいでしょう。
③旅行会社
旅行会社で働く多くの人が「旅行好き」だそうです。
会社の制度を利用して休日は旅行三昧という人も珍しくありません。
航空券やツアー商品が割引で利用できるメリットがとても魅力!
旅行会社の中でも職種はさまざまで
・管理職
・カウンターセールス
・商品企画
・商品仕入れ営業
などホテル同様に一つの城なので、自身にあった職種が見つかるはず。
また対お客様(B to C)のイメージが強いですが、大手企業でもビジネスパーソンの出張手配を専門とするB to Bサービスを展開している企業もあるので
その場合は旅行業界に携われる+土日祝は休み!という働き方も可能です。
④クルーズスタッフ
豪華客船とも呼ばれるクルーズ。
10日以内の短期でいけるものから、数ヵ月かけて世界を一周するものまでコースは様々です。
乗船中は基本的に勤務になりますが、交代制で休暇を取り寄港時には上陸して現地の観光を楽しめるのが魅力ですね。
私の知人もピー〇ボートに通訳として乗船し、働きながら世界一周をしていました。
その他ディズニークルーズやダイヤモンドプリンセス号なんかも人気。
クルーズ関係の仕事では
・ホテル業界系(フロント/清掃/調理/ウェイトレスなど)
・エステの施術&受付スタッフ
・託児で活躍する保育士
・通訳
・イベントコーディネーター
・ショップ店員
思いつくだけでもたくさんの職種があります。
⑤航空会社
キャビンアテンダントを含む航空会社勤務の場合、一番のメリットは航空券が破格になることです。
友人の母はデル〇のCAさんですが、家族はみな割引が使えるそうで移動は基本的に飛行機でした。
カナダ時代、エアカナ〇に務めていた現地の方が何名かいて、日本までの往復航空券が半額以下で買える!と教えていただいたことがあります。
例としてANAグループの福利厚生を見てみましょう。
公式HPからお借りした写真通り繁忙期を避けることで、格安で航空券を利用できます。
今は独身でも、いずれ結婚して子供ができれば航空券代が家計を圧迫するので、家族の1人が航空会社に勤めているだけでもお得に旅行が可能。
⑥留学エージェント
留学エージェントは、海外に留学をしたい!と思った時、真っ先に相談相手となってくれる人たちですよね。
海外との橋渡しをする仕事なので、現地校の視察や周辺環境チェックに毎年行くようです。
(※会社によって異なりますが私がお世話になった担当の方いわく)
留学エージェントと言うぐらいですから、一カ国だけでなく担当している国が二ヵ国以上ならどの国にも足を運んで現地視察します。
休日申請を出せば、現地で休暇を楽しめるようです。
1回の渡航で2週間滞在ということもあるので、その間に現地で休暇を取れます。
会社負担で仕事の一環として、実際に語学学校の授業を受けている人もいました!
⑦ブライダル業界
ここから残り2つの職種はちょっと意外かもしれません。
まずはブライダル業界。
海外ウェディングを手掛けている企業の中には、海外勤務ができる制度があります。
良く聞くのが「ハワイ・バリ・グアム」のようなリゾートウェディングです。
今回の「旅行」とは少し主旨が変わるかもしれませんが、仕事で海外に住むor頻繁に行くことができれば休暇を申請して海外旅行を楽しめますよね!
例えばハワイに住む場合、アメリカ国内やメキシコ、カリブの方へ旅行が行きやすい&日本から行くよりも破格。
出張でよく海外へ視察に行く場合はついでに休暇申請をすれば、旅行もできます。
そうった側面もありウェディング業界には海外旅行好きの方が多いです。
⑧クレジットカード会社業界
「え?クレジットカードって金融系でしょ?何の関係があるの?」と思われましたか?(笑)
実はクレジットカードと旅行は密接に関係しています。
海外保険が付帯していたり、ラウンジ利用、もっと言えば旅程を全て考えてくれるコンシェルジュサービスもあるぐらい・・・。
ということはカード会社にもトラベルコンシェルジュ部門、海外保険部門など細かく分かれており、旅行に通人した社員が多い業界です。
私がホテル業界で勤めていたときは、某外資カード会社社員の方が専用の割安プランでホテルに泊まっていました。
これは現在募集が終了しているため、どこの企業かは伏せますが某クレジットカード会社の福利厚生(一部)です。
旅行関連社員割引制度や、条件付きでラグジュアリーホテル無料宿泊プログラムがありますね。
お客様にご提案する以上、熟知する必要があります
こういったカード会社でも旅行に携わる部署へ応募してみるのもいいかもしれません。
まとめ|お得に旅行をしたいなら、業界を選ぼう
いかがでしたでしょうか?
合計8つの職種と業界をご紹介させていただきました。
お得に旅行ができる仕事はサービス業なことも多く、土日祝が休みじゃないからキツイ・・・と思いがちですが
繁忙期をずらして旅行に行けることで
・人込みを避けられる
・割安で旅行ができる
・1人旅がしやすい(空いている)
など案外メリットも多いもの。
どうしても土日祝に休みたいのであれば、列挙した業界に入りつつ営業や事務のような内勤に就くのも一つの手段だと思います。
ぜひ転職を考えている方はこれらの業界を視野に入れてみてくださいね。
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