わが家は選択的夫婦別姓です。
夫と私の苗字は異なります。
そうできた理由は、国際結婚だからなんですよね。
現時点では日本において日本人夫婦は夫婦別姓を選べないそう・・・。
さっさと法律で認めたらいいのに!というのが個人的な感想なんですよ
巷で聞く「夫婦別姓だと夫婦仲が壊れるのではないか?」ってアホみないな意見を論破すべくこの記事を書いています。
せっかくなので夫婦別姓が主流の「中国」を参考に
・夫婦別姓でも問題ない理由
・ただし懸念していること
をご紹介!
夫婦別姓で家庭が崩壊していたら中国はなくなっている
中国では夫婦別姓が主流なのをご存じでしょうか?
わが家も例外ではなく、義父母は同じ中国人同士の結婚ですが、苗字が違います。
夫の叔母さんや叔父さんも、みんな夫婦別姓です。
中国は欧米に劣らない”男女平等主義”であり”共働き文化”
1950年に定められた「婚姻法」にて、男女平等の観点から、自分の姓名を使用する権利が認められ、夫婦双方が自分の姓名を用いることができる、と規定されたため。
世界で一番人口が多いと言われている中国人のほとんどが夫婦別姓だとして
それが原因で夫婦仲が壊れていたら、中国はなくなっていると思いませんか?(笑)
華僑一族のネットワークは世界最強と言われています。
家族、親族間の結びつきが異様に強い中国において、夫婦別姓で家庭が崩壊することはないでしょう。
※もちろん離婚するケースはありますが、夫婦別姓だからという理由ではないはず
選択的夫婦別姓のわが家の場合
冒頭でもお伝えしたように私たち夫婦も選択的夫婦別姓です。
日本で今後も暮らす予定なので、わざわざ手間のかかる書類などを経てまで同性を名乗るメリットもなく、迷わず夫婦別姓を選びました。
少し不便かも?と思う場面は後にご紹介しますが、今まで結婚して丸1年
とくに困ったこと、デメリットと感じたことはありません。
もちろん国際結婚での夫婦別姓なので、法律上でも婚姻関係にある状態。
相続や子供の親権云々もほかの日本人夫婦と同じ権利があるのが前提でのお話ですが。
夫婦別姓のおかげか?嫁いだという感覚があまりないですね
▶そういえばこんな記事もnoteで書いてます
夫婦別姓のデメリットはあるのか?
私たちは法律上で婚姻関係が認められているので、事実「夫婦」です。
ただし、ここ日本においてはまだ夫婦別姓は珍しいはず。
夫か私のどちらかが急遽、病院へ運ばれるようなことがあれば、夫婦関係を証明するのに時間を要するのかもしれません。
保険証は夫の扶養に入っているので、見せるだけでいいのか?
はたまた住民票などの公的な書類がいるのか?
どうなのでしょう。
なにか緊急な場面で夫婦を証明しなければいけないとき、少し不便を感じる可能性はありますね。
私にとって「嫁」ぐという感覚が違和感だった
結婚する前から個人的に女性が男性側の苗字に変える=嫁ぐ
みないな風潮が苦手でした。
家父長制とまではいかなくても、なぜ自分の苗字を捨てなければいけないんや!と。
戸籍を移すことを「嫁ぐ」と呼ぶことに慣れなかったし
勝手なイメージですが、嫁いでしまうと姑やお義父さんの言うことが絶対!
あんたはうちに嫁にきたんやから・・・
とか言われそうだし、そんなに縛られるの嫌なんですけど
というのが本音でした。
きっと私以外にも同じような気持ちの人多いんじゃないかな?
この報道ステーションの特集、ツイッターで燃えていましたね。
結婚する男女のうち95%のカップルが、女性側が苗字を変えるそうで、男性も「同じ苗字じゃなきゃ・・・」と言う人もまだまだ多いみたいです。
ちなみに夫婦が同じ姓を名乗る義務がある国は世界中で日本だけ。
国連から「差別にあたる」とせんど注意を受けている現状をふくめてもまだまだ遅れていますね。
結論|多様な選択肢があるべきで、選ぶ権利も必要
夫婦同姓にしたい人はそれでいいし
夫婦別姓がいい人はそれを選べる自由さと、権利があったらいいんじゃないか?と思います。
令和ですが、男女格差がまだまだ激しい日本においては、今のグローバルスタンダードにあった多様性を尊重すべき。
また「女性は結婚したら苗字を変えなければいけない」ことに抵抗がある世代がこれからの若者です。
彼らは学校で多様性について学ぶ機会も増えますから、学びと現状にギャップがあると辛いだろうな・・・というのが心配です。
今日はわが家の体験談もふまえて夫婦別姓のお話をしました。
少しでも今の若者、子供たちにとって生きやすい未来になることを望みます。
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