国際結婚|子供の言語教育は日本語と英語?それとも中国語?

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日中国際結婚まもなく2年目突入、子なし夫婦です。

夫は日本生まれ日本育ちの中国人二世(華僑)といわれる属性で、母語は日本語の日中バイリンガル。

私は正真正銘の日本人で、英語話者でもあります(バイリンガルではない)

さて、そんなちょっと変わった私たち国際結婚夫婦のことは主にnoteで綴っていますが

今日はここで「子供ができたら言語教育どうするのん?!」という話題に切り込みますね。

スーちゃん
スーちゃん

最近まで英語学童保育にて、アシスタント教師をしていた目線から話すよ!

世界2トップ、英語と中国語の違いとは?

英語は世界共通言語です。

フランス語と同様に、オフィシャルの場でも公用語として使われています。

そのため世界で1番、スピーカー(話せる人)が多い言語のため汎用性もあるでしょう。

一方で中国語と言えば

世界で1番、母語とする人が多い言語。

中国人はもちろん、中国にルーツのある華僑・華人と呼ばれる人は世界中どこにでもいます。

マレーシア、香港、台湾、そしてシンガポールは中華圏と呼ばれるほど華僑系が多い。

世界の富裕層は英語に加え、今後間違いなくのびるであろう中国語の習得にも積極的です。

英語との違いと言えば、中華系の人しか話せないことが多いのでまだ限定的な使用範囲であること。

スーちゃん
スーちゃん

どちらも習得できるにこしたことはないけれど・・・現実、難しいよね。

英語と中国語、どちらを学ぶほうがいいのか?の考え方

ここからは日中バイリンガルの夫と、英語話者の私による経験ベースでのお話です。

より言語教育に興味をお持ちの方は、論文などを参考に自己判断願います。

さて「で、けっきょく英語と中国語どちらを学ぶほうがいい?」問題に終止符を打ちましょう。

専門職タイプならまちがいなく英語

結果論と言われればそれまでですが

将来、子供が専門職に就くタイプの子であれば英語のほうが得策だと思います。

例えば我が家の夫。

システムエンジニアという技術職ですが、中国語を使う機会はほとんどありません。

スーちゃん
スーちゃん

会社から中国へ出張に行かされたことはあったみたい。

ITの先端はやはりアメリカ。

最新技術の情報や、データソースはすべて英語圏から発信されており、遅れて日本に入ってくるため

本人も英語ができたらもっと幅を利かせた人生になっていたのに・・・とこぼすことも。

システムエンジニアだけではなく医者、研究員、弁護士、税理士、看護師などの専門職でも同じです。

医者や研究員は論文も学会も全て英語。

スーちゃん
スーちゃん

製薬会社で研究員をしている元カレも、英語が母語ということもあり日本からアメリカへよく出張に行っていました。

弁護士や税理士で英語ができると、国際関係の案件に携われるし

看護師資格とキャリアがある人は、アラサーで海外移住をする人も多く見てきました。

国をまたいで専門職で勝負したい!というのであれば、やはり英語なのでしょう。

言語を武器にする仕事なら中国語

続いて中国語の方がいいパターン。

専門職ではなく、言語を軸に仕事をするなら中国語の方が有利だと思います。

例えば私の前職ような、ホテルマンなどのサービス業全般、日本語教師、営業・・・。

とくに日本人で中国語を話せる人は少ないので、日本に住んで人と接する仕事をするなら中国語ができた方が頭1つ抜けますね。

どちらにせよ英語も中国語もネイティブにはかないません。

世界には英語+専門スキルを持つ人がたくさんいますし

日本にも中国語ネイティブで日本語を話せる中華系の人もけっこういます。

日中ハーフの子はどの言語で育てるか?

私たちに子供ができれば日中ハーフになるわけですが

どの言語で育てるのか?

今のことろまだ子供もいないので結論は出ていません。

日本語が母語になるのは前提として

言語学習は子供の適性もあります。

夫のようにド理系専門職タイプだった場合、そもそも言語習得に興味を持てず負担になることも。

一方で私のように遅咲で英語にのめり込むタイプもいます。

学童保育で子供たちを見ていた頃は、苦手だけどコツコツと継続できるタイプもいれば「こんなん将来使わへんし~」と投げ出す子もいる。

本人に適性があれば英語も中国語も習得してくれればいいと思っているし

なかったらそれはそれで、また別の道があるとも思っています。

言語教育において親ができること

言語教育において親としてできることは、環境を与えてあげること。

振り返れば夫も中国語ネイティブの義父母から幼少期学んでいたことで、発音が難しいと言われる中国語を習得していますし

私も留学を決めたときは家族一団となって協力してもらいました。

けっきょく親ができることは、最大限、子供にとって最適な環境を与えてあげることまでが親の役目ではないでしょうか?

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まとめ|鳶が鷹を生むことはごく稀

「鳶が鷹を生むことはごく稀」

親が3ヵ国語話せないのに子供に強要するのはおかしいし

親が英語、中国語を学んだこともないのに子供に期待するのもいかがなものか?と思うわけです。

もしも子供に日本語以外の言語教育をするなら、まずは私も一緒に勉強する。

自分ができないことを押し付けるなんておこがましい。

英語系学童保育で働いていた頃はほんとうに多くの疑問を持ちました。

「親が英語を学んでいないのに、必要性を理解しているか?お金の無駄じゃない?」

とか

「家でも根気強くやらないと身に付かないのに・・・」なんてモヤモヤしたのを覚えています。

スーちゃん
スーちゃん

何はともあれ、まずは妊活を頑張る!

私たち夫婦の経験ベースとはなりますが、子育ての参考になれば幸いです。

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