「ハラール」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
主にイスラム圏と関わりのある方なら馴染みあるはず。
イスラム法に合法なものごとを「ハラール」と呼び、非合法のもごとは「ハラーム」です。
本記事は「イスラム教・ムスリム」の定義や背景は省略し、以下の方を想定して書いています。
・パートナーやご家族がムスリムの方
・ご自身がムスリムの方
・海外に行く際、ムスリムの友人にお土産を考えている方
・日本で出会ったムスリムの友人に、記念になるものを渡したい
つまりムスリムの文化に最低限、通人している方向けの記事だよ!
まだまだ少ないムスリム対応の食品
日本にはまだムスリムの方に対応したレストランや、食品は少ないです。
なので「お土産どうしよう・・・」「彼らが食べられるものないよね」という悩みを聞きます。
少し余談ですが、母のパートナーはグローバル企業を経営している関係で、イスラム圏の従業員も雇用しています。
従業員食堂ではムスリム対応の特別メニューを提供するなど、工夫をしているそう。
世界にはさまざまな食文化があり、現代ではフードダイバーシティーが注目されているよね
目から鱗!ハラール認証のカップ麺がかわいい
そこで先日、たまたま参加したイベントで目から鱗な商品を知り、購入しました。
それが「日本発!ハラール認証カップ麺・Freedom Ramen」
長々と商品説明をしても面白くないので、2つの目線で推せるポイントをまとめてみました。
▶商品のこだわりポイント
・日本人の代表ですが、シンガポールで厳格なハラール認証「Muis」より認可
・畜肉エキスは不使用
・ベジタリアン・ヴィーガン・ムスリム対応
・アレルギー性品目の使用も極力抑えている
・100%プラントベース
▶お土産に最適ポイント
・パッケージが浮世絵で日本っぽい
・英語で作り方が書いてある
・日本らしい味にこだわっている
・保存食なので持ちがいい
・簡単調理
・動物性を使っていないので飛行機OK
味はぜんぶで3種類
出典:公式HP
公式から画像をお借りしたのですが、めっちゃかわいくないですか?
味はぜんぶで3種類。
①シーフード(アレルギー成分:小麦・大豆・エビ)
⇒エビを使用しているのでペスカタリアン用になります
⇒肉製品不使用ですがプラントベースではない
②ジャパニーズカレー(アレルギー成分:小麦・大豆)
⇒100%プラントベース
⇒ベジタリアン・ヴィーガン対応
③辛味噌(アレルギー成分:小麦・大豆)
⇒100%プラントベース
⇒ベジタリアン・ヴィーガン対応
すべてハラール認証のカップ麺です
簡単調理!Freedom Ramenを実食
ではさっそく食べてみましょう。
わたしはジャパニーズカレー味を購入しました。
開封すると、通常のカップラーメンのようにドライベジタブルと粉が入っています。
基本的にプラントベースのカップ麺は量が少なめなことが多いのですが
こちらのFreedom Ramenは成人男性でも満足できるほど、けっこうびっしりと入っていましたね。
カレー粉とドライベジタブルを入れて、熱湯をそそぎ3分待ちます。
日本式のカレー味にこだわっているところも、お土産として推せるよね~
お湯をいれるとき「ここまでいれてね!の線、高くない?」と思ったのですが、出来上がりを見たら
麺が水分を吸収していて、ほどよい感じになっていました。
味は中辛の日本式カレーのようで、ピリっとした辛さがくせになる・・・。
水をほすほど激辛なわけではないので、辛いものが苦手なわたしでも美味しく食べることができました。
お湯の量が多い?と不安でしたが、薄味になることなく、しっかりとしたカレー味を堪能できます。
Freedom Ramenはどこで買える?
公式HPに商品開発にいたった経緯などがご紹介されていました。
「誰もがテーブルを囲んで、一緒に食べられる世界を目指す」をコンセプトに活動されています。
また店頭にいらしたスタッフの方いわく、過去に日本で起きた3.11東日本大震災にて
多くの方が保存食が必要になった際、当時、日本に住んでいたムスリムやヴィーガンの方たちが食べられるものがなく非常に困ったそう。
そんな彼らからお話を聞き、クラウドファンディングを立ち上げ、去年から始動した食品なのです。
▶Amazonで購入の方はこちら(8個入り)
▶楽天経由だとただいまポイント倍増(6個入り)
※公式HPでは大容量(12食or24食)しか購入できないので、必要数に応じて購入経由を選んでください
まとめ|ムスリムの方が喜ぶこと間違いなし!
日本からハラール認証を得たカップ麺が開発されることは嬉しいですね。
デザインも海外の方が好きそうですし、100%プラントベースなのでヴィーガン対応もしています。
ちょっと日本っぽいレアなお土産にはもってこいの商品。
ぜひとも友人やご家族にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
コメント
この商品を開発・販売していますGrit Capital, Tanaka Value+ Trading の代表の田中良尚と申します。このように記事に取り上げていただきまして、誠にありがとうございました!
引き続き、食の多様性をスタンダードにすることを目標に頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
田中様
本記事を見つけていただき誠にありがとうございます。
貴社の商品を手に取ったとき、またスタッフの方から開発に至った経緯を伺った際にぜひ実食して記事にしたいと思いました。
微力ではございますが、1人でも多くの方に知っていただければと思った次第です。
今後もご活躍を祈っております。