「アグロフォレストリー」とは聞きなれない言葉ではないでしょうか。
「アグリカルチャー(農業)」×「フォレストリー(林業)」をかけ合わせた造語で、カカオ栽培を通じて森を作ること。
また、長く持続可能なカカオの生産を目的とした農法のことを言います。
チョコレートと言えば明治!ではこのアグロフォレストリーをテーマにした商品があり、今回実際に食べてみました。
今日は、その概要と実食した感想をまとめます。
子供と一緒に環境について考える際の小道具にもなるかもしれません
アグロフォレストリーのチョコレートってなに?
改めてアグロフォーレストのチョコレートとは、先ほども冒頭で述べたアグロフォーレスト農法で作られたチョコレートのこと。
主にブラジルのアマゾンで用いられている手法です。
アグロフォーレストリーを詳しく解説
何度も出てくるアグロフォーレストリーとは、簡単に説明すると
「カカオの木を栽培しながら森を育てる」という概念の元編み出された農法です。
カカオの苗木と一緒に背の高いバナナの木を近くに植えて育てることで、日よけとなりカカオの成長を手助けしてくれる仕組み。
森を作るには約20年必要と言われる中で、なるべく自然の森に近い環境を復元し、その上でカカオを栽培するというサステナビリティに基づいています。
明治はチョコレート会社として、この取り組みに力を入れており、100%ブラジルトメアスー産のチョコレートを開発しました。
味や香りは?実食レビュー
気になるお味は、、、。
甘い!(笑)気持ち、少しフルーティーな感じはしますが、明治のミルクチョコレートとほとんど変わらない甘さでした。
少し優雅にオーガニックの紅茶やコーヒーを淹れて、そのお供にするにはすごく良いです。
あまりこだわりなく「ただチョコを食べたい」という方は、普通のミルクチョコレートでいいのではないかと思います。
タイトルにもある通り、子供の社会勉強にはちょうどよい商品です
アマゾンの森林伐採に関する問題や、カカオ生産の裏にある児童労働などの背景を考えながら食べると、印象に残りますよね。
アグロフォレストリーチョコレートの主原料等
明治(meiji)アグロフォレストリーミルクチョコレート
- 内容量:45g
- カロリー:1枚(45g)あたり 251kcal
アレルギー:乳成分・大豆
まとめ|子供と一緒に環境問題を考えるには?
子供と一緒に環境問題を考えるには、ワークショップや商品を実食しながら考えることをオススメします。
ブラジルと聞くと、地球の反対であり日本の真下なので遠い彼方の話?と思う子がほとんどでしょう。
そんな中、実際にどういう人たちの、どういう想いによって自分たちの手元に商品が届き、日々の生活の中で口にしているのか?
こういう視点で私たち大人(親)が一緒に考えるきっかけを与えることが大切です。
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