先日、大阪の四ツ橋になるヴィーガン・ベジタリアン対応の「パプリカ食堂」に行ってきました。
最近でこそヴィーガンという言葉が認知され始めましたが、両者の違いを知っている人は少ないのではないでしょうか。
今日は、ベジタリアンとヴィーガンの違いを解説しつつ、お店を紹介します。
大阪・四ツ橋|パプリカ食堂Vegan店舗位置
大阪は心斎橋にほど近い四ツ橋にあるパプリカ食堂Veganさん。
駅からそう遠くなく、アクセスも良いです。
最寄り駅はOsaka Metoro四ツ橋線から5分ほど。
また心斎橋駅から8分程度なので、難波方面からも歩いてい行ける範囲です。
ベジタリアンとヴィーガンの違いってなに?
ベジタリアン・ヴィーガンの世界は個人の価値観に近いものがあり、境界線は人によってさまざま。
「ベジタリアン」は様々なタイプの菜食主義者のことを言い、「ビーガン」は卵や乳製品を含む、
動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことです。
言葉の定義として以下の種類に分けられます。
ヴィーガン(Vegan)
「完全菜食主義者」のこと。
肉、魚などの生き物はもちろん、卵、乳、はちみつといったものも食べません。
日本食でイメージすると、精進料理や玄米菜食の多くが伝統的なヴィーガン食にあてはまります。
また生活面では、動物性の毛皮など、素材や成分も避ける人が多いのが特徴です。
フルータリアン(fruitarian)
別名「果実常食者」と呼ばれています。
ヴィーガンよりもより厳格な菜食主義者であるフルータリアンの人は、植物の命にさえ関わらないフルーツやナッツ類を食べる人のことを指します。
オリエンタル・ベジタリアン(oriental vegetarian)
基本的にヴィーガンと近い食生活を送りますが、違いとして、五葷(ごくん)と呼ばれるにら、にんにく、ねぎ、らっきょう、浅葱を食べないです。
主に宗教上の理由で実践する人が多く、アジア圏で主流のベジタリアンです。
ラクト・ベジタリアン ( lacto vegetarian)
ラクトとは”乳”という意味。
乳・乳製品は食べますが、肉、魚類などの生き物をそのまま口にしません。
主にインドで広まっている食生活です。
オボ・ベジタリアン (ovo vegetarian)
オボは”卵”という意味。卵・卵製品は食べますが、肉、魚類、乳製品は口にしません。
ラクト・オボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)
一般的な「ベジタリアン」という認識は、ラクト・オボの食生活のことを指します。
乳・卵は採るものの、肉や魚類は食べません。
このスタイルは主に欧米で多く実践されています。
ペスコ・タリアン (pescetarian)
肉を食べず、魚・卵・乳製品を食べるスタイルのこと。
ベジタリアンの中でも比較的にハードルが低く、継続しやすい食生活です。
ポーヨ・ベジタリアン(Pollo-Vegetarian)
肉類の中で鶏肉のみ食べ、魚、卵、乳も食します。
セミ・ベジタリアン(Semi-Vegetarian)
別名フレキシタリアン(Flexitarian)とも言います。
植物性食品を主に食べますが、場面によっては肉類も食べるなど柔軟性のある食生活を送ります。
ヴィーガン・ベジタリアンは一体何を食べるのか?
今回訪問した『パプリカ食堂Vegun』は、大阪でも有名な「ヴィーガン対応レストラン」です。
つまり、お肉、魚、卵を始め、チーズやバターの乳製品、加工食品、農薬、化学調味料や過剰な添加物、遺伝子組み換え食品を使用しません。
では一体何を食べるのか?
そこでキーワードになってくるのが「大豆ミート」と「プラントベースミート」です。
大豆ミート・プラントベースミートとは?
まず最初に大豆ミートをご存じでしょうか?
大豆ミートとは、油分などを絞った大豆を加工し、お肉の食感や形状が再現された食品のこと。
一方でプラントミートとは、動物性の原材料を一切使わず、植物(プラント)性の原材料を使用した食品全般のこと。
代替肉のひとつとしてプラントベースがあり「オルタナティブミート」「フェイクミート」「ベジミート」と呼ばれ、界隈では慣れ親しまれています。
こちらのお店、パプリカ食堂Veganでも大豆ミートのから揚げや、写真のような大豆ミートの焼肉定食がオススメメニューであります。
また、ヴィーガンバーガーが有名で、プラントベースミートを使用したハンバーガーやハンバーグも人気メニューの一つです。
パプリカ食堂Veganの店内・小話
メニューは先ほどご紹介した大豆ミートや、プラントベースミートを使用したものの他にグルテンフリーもありました。
例えば、私のこちらのチーズケーキは豆腐でできたもの。
味はさっぱりしていて、食べやすく、穀物コーヒーとあわせて食べると美味しかったです。
店内にはヴィーガンに配慮した食品が販売されており、チーズ系やレトルト食品、調味料など豊富な種類がありました。
カフェ利用のお客さんで盛り上がっていたのはもちろん、こういった食品を買いにくる人も見かけたので大阪で愛されるヴィーガンに特化したお店です。
※私も冷凍のプラントベースミートを購入したので、またレビュー記事を書きたいと思います。
店内はやはり外国人の方も多く、海外在住の方でパートナーがご自身がヴィーガンだ!という人でも一時帰国時に安心して連れてこれるのではないでしょうか。
⇒食レポとは別の目線でヴィーガン食に関する感想を書きました
パプリカ食堂Veganまとめ
店内もオシャレで、オープンテラスがあったので春や秋は外で食べるのも良いですね。
まとめとして、初めてお店で大豆ミートを食べましたが、食感も腹持ちも良く「肉とは別物」として食べれば大変満足でした。
私のようにベジタリアンやヴィーガンでなくても、美容に気を遣っている人はぜひ一度訪れてみてほしいです!
身体の芯から洗練されるような食事を楽しめますよ。
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