「プルースト効果」に学ぶ、旅と食の記憶メカニズムについて

脳科学,プルースト効果,旅

「あの味だけは、今でもはっきり思い出せる」

旅の写真を見返しても、風景はぼんやりしているのに——

なぜか、あの屋台で食べたスパイスの香りや、初めて口にしたあの国のスープの味だけは、記憶の奥底にくっきりと残っている。

そんな経験、ありませんか?

先日ふと

スーちゃん

なんでこんなに何年も前の「味」を覚えてるんやろう?

もしくはあるものを食べた瞬間、一気に旅の記憶やワンシーンが蘇るな…。

と不思議に思ったので重い腰を上げて調べてみました。

どうやら私たちの記憶は、思っている以上に「味覚」や「嗅覚」と強く結びついているよう。

この記事では、心理や脳科学の視点から、“旅と食の記憶”がどう結びついているのかを紐解いていきます。

目次

プルースト効果とは?——一口が記憶を呼び覚ます

「プルースト効果」とは、フランスの作家マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』に由来する現象です。

主人公がマドレーヌを紅茶に浸して口にした瞬間、幼少期の記憶が一気に蘇る。

この描写が後に「味や匂いによって過去の記憶が鮮やかに甦る現象」として心理学で注目されるようになりました。

旅行や旅好きの人ならこの経験あるはず。

ちょうど昨日、梅きたのカフェでアジアン丼ぶりを食べた瞬間に台湾1人旅が蘇りました。

なぜ味覚の記憶は強いのか?脳科学の視点から

これまで国内外いろいろ旅や旅行をしてきれいな景色に出会ってきたのは事実。

だけど”その土地で食べた食べものの味”の方が圧倒的に覚えています。

これほんとうに今まで不思議だったんですよ。

スーちゃん

10年以上前にカフェで食べた料理のこととか(笑)

私たちの脳は、五感の中でも嗅覚や味覚の情報を“感情”と深く結びつけて処理する仕組みになっているそう。

嗅覚・味覚は“海馬”と“扁桃体”に直結

味や匂いの情報は、記憶を司る海馬と、感情をつかさどる扁桃体という脳の部位に直接届きます。

出典:TOPPAN BiZ



だからこそ、「美味しい」「楽しい」「驚いた」といった旅の感情が、味覚とセットで記憶に強く刻まれる。

一方で旅先では、環境が非日常であることから五感が研ぎ澄まされやすく、記憶に残りやすいとも言われています。

この部分については同じく脳科学で注目されているオウ体験と相関性があると思うので、また次回にでも記事にしますね。

旅の記憶をたどると、具体的な場所や建物のディテールは曖昧なのに、

「〇〇の夜市で食べた、あの胡椒餅のパリッとした皮とジューシーな餡」

「北京の大衆レストランで食べたかなり香辛料が強い中国料理」だけは、いまでも“舌の上”に残っているように感じるのは視覚よりも嗅覚・味覚の方が“記憶のトリガー”として強いからなんですね。

味覚は“未来の記憶”も作る

そして面白いのは、味の記憶が「過去を思い出させる」だけでなく、「またあの味を食べに行きたい」という未来への旅の動機になること。

実際にきのう台湾の記憶が蘇ったあと、自宅に帰ってから台北行きのフライトを検索しました(笑)

日帰りでもいいから安いのないかなー?とpeach公式サイトを見漁っていたら1日終わったぐらいには。

思い出の味は、次の旅の理由になり、その旅がまた新しい記憶を作ってくれる——

そうやって、「味覚」は旅の記憶を“循環させる鍵”でもあるのです。

最後に:旅の記憶は、胃袋でできている

もし、あなたが次に旅をするなら——

「何を食べるか」「誰と食べるか」を、ぜひ意識してみてください。

その味は、きっとあなたの人生の記憶に残る、かけがえのない一口になるはずです。

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