バーガーキングが提供する「プラントベースワッパー」をご存じでしょうか?
オーストラリア在住の先輩からオススメしていただき、今回初めて実食をしたので感想と概要をまとめます。
なぜ”オーストラリア在住”と強調したのか?は、後ほどご紹介しますね。
プラントベースワッパーとは、100%大豆由来の植物性パティを使ったハンバーガー(ワッパー)のこと。
大豆ミートやプラントベースミートと呼ばれ、お肉を食べないヴィーガン・ベジタリアンの方から親しまれており
最近ではヴィーガン等でなくても、健康のために動物性ミートからプラントベースミートへ移行する人も増えており、私も時々家で使用しています。
プラントベースワッパーの見た目・中身・味・金額など
表には大きく「Plant-Based WHOPPER」と書かれた包装紙に包まれています。
いかにも”植物性”をイメージさせるデザインと色合いに少しテンションが上がりました(笑)
直火焼きの 100%植物性パティに、ピクルスを重ね、フレッシュなレタス、トマト、オニオン をケチャップとクリーミーなマヨネーズで仕上げ、トーストしたセサミバンズではさみました。
バーガーキング公式
上記のような紹介が公式ページでされていたので、味も中身も気になっており、いざ開けてみると・・・
確かに野菜がたっぷり。
大きさはモスのグリーンバーガーより大きく、手のひらいっぱいに乗るほど存在感があります。
>>ヴィーガン対応|モスバーガーのグリーンバーガーとソイパティを実食!違いはなに?
プラントベースワッパーの肝心なお味はいかに?
バーガーキング独特の肉肉しさ(野獣っぽいジューシーな油)がないので、それを期待している人には物足りなさを感じると思います。
夫はバーガーキングと言えば肉肉しさ!と言っていたので普通のワッパーの方が良いみたいでした。
しかし胃もたれする人、健康に気を遣っている人、動物性のものを食べない人にとっては最高に美味しいパティ。
プラントベースミートであってもしっかりと直火で焼いているので、食べた瞬間にスモーキーな味わいを堪能でき
肉汁の代わりに本来の野菜のおいしさまで一緒に楽しむことができます。
プラントベースワッパーの金額は?
単品540円、セット840円。(2022/08/20現在)
バーガーキングの看板商品「ワッパー」が単品税込490円で、「プラントベースワッパー」は税込590円と本物の肉を使ったハンバーガーよりも100円高いです。
モスのグリーンバーガーでも書きましたが、こういうプラントベースや大豆ミート系は手間暇かけていたりするので割高なのが定番。
モスのグリーンバーガーは580円!ですが少し小さいので、私はバーガーキングの方がおすすめです。
プラントベースワッパーはヴィーガン対応ではない?!
ここで注意していただきたいのが、このプラントベースワッパーは完全なヴィーガン食ではありません。
公式のページを見てみると、以下のような表記になっています。
〈注意事項〉
※プラントベースワッパーに使用しているパティは大豆由来の100%植物性パティです。その他の原材料には動物性食材も含みます。
※プラントベースワッパーに使用しているパティは、動物性食材と調理器具を共有しています。
※食材製造工場および店舗では動物性食材を含む製品を扱っています。
バーガーキング公式
つまり何かしらの動物性エキスが入っているため、認識の注意が必要。
どうしてもヴィーガン食を希望する場合は、お住まいもしくは旅行先の地域にある
「ヴィーガンレストラン」で提供されているヴィーガンバーガーを食べる方が良いでしょう。
>>大阪・四ツ橋|パプリカ食堂Vegun 大豆ミートやプラントベースミートも!ヴィーガンレストラン
実はカロリーもそんなに低くない?!
少し携帯では見えにくいかもしれません・・・。
こちらはバーガーキング公式によるアレルギー等の「カロリー・アレルゲン情報」から画像を引用。
この表によると、ワッパーのカロリーは676カロリー、プラントベースワッパーは673カロリーとなっており、ほとんど差はありません。
ワッパーと比べると、プラントベースワッパーは多少カロリーと脂質が少なく、塩分・炭水化物量が多くなっていますね。
案外、ワッパーの方が身体に良いのかもしれません・・・
しかし実食した感想としては、夫のテリヤキワッパーと食べ比べしましたが
やはり脂っこくなくあっさり食べきれたので、プラントベースミートの役割は果たしているようです。
プラントベースワッパーをオススメできる人
もし私がこのプラントベースワッパーをオススメするなら以下の人にします。
大豆ミートは生産過程において排出される二酸化炭素量が大幅に少ないことから、地球環境に与える負荷が少ないと言われています。
また近年、劣悪な環境による家畜生産も問題視されている観点から、代替え肉を食べるという選択肢を新たに加えても良いかもしれません。
また案外食べてみると違和感なく美味しいため、食わず嫌いを回避するきっかけにも◎
おまけ|プラントベースワッパー生みの親「v2food」がすごい
「v2food」という企業をご存じでしょうか?
冒頭でオーストラリア在住の先輩からオススメされて~とお伝えした背景に実はこの企業が関係しています。
v2foodとはオーストラリア発祥のベンチャー企業で、プラントベースフードを開発。
その勢いはオーストラリアに住む人たち以外にも徐々に知れ渡り、2019年に設立された若い企業にも関わらず
2020年10月には約57億円の資金調達にも成功。
主に大豆を主原料としてミート開発をしており、その中でもひき肉とバーガー用パテがメイン。
2020年2月にニュージーランドのバーガーキングで提供を開始後、フィリピンに続き、日本、タイ、韓国などアジア中心に展開している注目の企業です。
また、中国ではv2minceの豚肉風が小売りで販売開始されました。
v2foodについては別記事で書きますね。
オーストラリアのバーガーキング
ちなみにオーストラリアでは商標登録の関係上
バーガーキングのことを「ハングリージャックス」というそうです。
オーストラリア・シドニー在住の先輩ふくちゃんが(@fukuchan5818)ハングリージャックスのヴィーガンバーガーをレビューしてくれていました。
日本とオーストラリアのバーガーキングから出たヴィーガンバーガーの違いが気になる方は要チェック!
>>ハングリージャックスのヴィーガンバーガー、植物ベースの代替肉の感想
ふくちゃんのブログ
オーストラリア・シドニーを拠点に現地情報を発信されています。
ワーホリの人にはもちろん、在住歴が20年とベテランなので現地情報が欲しい方は絶対に外せないブログです。
まとめ|バーガーキングのプラントベースワッパーは総合的に良い
年頃の女性としてはカロリー面が気になるところで、今後も改善点は大いに見込めますが、総合的にとっても美味しかったです。
本物の肉ほど重たくない代わりに、直火で焼くことで肉らしさを再現。
大きさもケチケチしていないのでさすがバーガーキング!と思いました。
また機会を見つけて食べたい!
ぜひ今回の記事でご興味のある方は食べてみてくださいね。
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