主にエシカルライフや、暮らしの中にあるちょっとサステナブルなモノ・コトを発信している当ブログ。
確かに、そういった意識改革の重要性は感じていますし「子供たち世代に何を伝えられるだろう?」ということは常々考えています。
しかし、私がさまざまなエシカルエコや、サステナブルな取り組みについて調べる中で、あえて”ファーストフードやファストファッションが必要だと思う”
という結論にたどり着いた理由をコラムとして届けさせてください。
忘れられないニューヨークのマクドナル〇
海外に詳しい方、勘が良い方はお気づきかもしれません。
2016年、21歳のときに人生で初めて憧れのニューヨークへ行きました。
タイムズスクエア付近にあるマクドナルドへ入った瞬間、私の中の何かが崩れ落ちた気がします。
アメリカでは貧しい層の人たちの主食として「ファーストフード」という文化が生まれました。
マクドナル〇も例外ではなく、早い、安い、美味しいの3拍子が庶民の心を捕らえ、今日まで長年愛されています。
ニューヨークのど真ん中にあるマクドナル○では、かなり身体が大きく、身なりもとてもじゃないけれどニューヨーカーとは思えない人たちが
トレーの上にナゲットやハンバーガーを何十個も広げ、平らげていたのです。
日本も例外ではない
そんな日本も例外ではないと思っています。
最近の日本の若者世代では、某格安アパレルブランドが大流行しており、ユーチューバーが案件動画を出している様子が伺えます。
また、某激安の牛丼店なんかは学生や独身サラリーマンから大人気。
ここ20年以上も賃金が上がっておらず、近頃では円安やインフレによる物価高に苦しめられている我々の状況を考えると
「とにかく安いモノ」の需要が増えるのも納得ではないでしょうか。
アメリカ、日本に限らず世界を見た時にやはり「ファーストフードやファストファッションがインフラになっている層」がいることを現実として見るべきです。
エシカルエコ・サステナブルな商品は高い
オーガニック、代替肉、プラントベース
私たちエシカルライフ勢が大好きな言葉!しかし実際に買って生活に取り入れている身としては「高い」が率直な感想です。
普段カルデ〇で200g、1,000円いかないぐらいのコーヒー豆を買う我が家。
先日、フェアトレードのオーガニック豆を購入したら200gで1,500円でした。
オーガニックコスメや、ミネラルコスメも薬局に置いている安いものとは比較にならない価格帯ですし、服しかりです。
その商品を作るまでの工程や、原価が高い分どうしても売値も上がってしまいます。
どうでしょう。
こういうモノやコトが当たり前の生活を送れる人ってどれぐらいいるのでしょう。
当ブログを運営している私は普通の一般家庭なので、いつも代替肉を使ったり、食材全てをオーガニックにすることはできません。
そして服さえもZA〇Aやユニク〇に頼ることもあります。
世界中の全人類がサステナブルな世界を目指すべき!という意見には違和感を覚えるのです。
立場が違えば見ている世界も違う
置かれている状況、立場、環境が違えば見ている世界も異なってきます。
私は普段、エシカルエコな暮らしやサステナブルな世界をテーマに発信していますが、それを人に強要するつもりもありません。
また、その価値観が全て正しいとも思っていません。
その日暮らしで小銭を稼ぎ、やっとの思いで食べるハンバーガーに幸せを感じる人もいるでしょう。
大切なのは「なるべくさまざまな視点に立って物事を考えるクセをつけること」だと思っていて、この考え方は子育てにも活きると思っています。
そうすれば知らなかった世界を知り、さらに視野が広がっていくことでしょう。
そういう想いを込めて、今日はこのようなコラムを書いてみました!ぜひみなさんが何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。
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