関西屈指の観光地、京都。
二条城すぐそばにあるヴィーガン対応のこだわり白玉&ジャム専門店「泰風佳日(たいふうかじつ)」をご紹介。
女性店主が1人で切り盛りする店内は、連日、近所の常連さんでにぎわっています。
可愛い猫が迎えてくれるヴィーガンスイーツ専門店
大政奉還で有名な二条城は、海外の方含め毎日多くの観光客が足を運ぶ京都の有名スポット。
その外堀、西門側にあるこちらのお店「泰風佳日」は、世界遺産の隣にあるにも関わらず、通常の東大手門からは距離があるので隠れ家店です。
2019年10月にオープン以降、知る人ぞ知るヴィーガンスイーツ専門店として注目を浴びています。
メインは何と言っても「注文が入ってからコネるグルテンフリーの白玉」
店内は女性店主のセンスが光る、緑と花溢れる落ち着く空間。
端っこに目をやると、看板娘のローラちゃんがいます。
泰風佳日ではローラちゃんを筆頭に現在3匹の猫ちゃんたちが、みなさんをお出迎え!大変人懐っこく、猫ちゃん目的で来店する常連さんも多いようです。
カウンター席も充実しており、お一人様でも入りやすくなっています。
ヴィーガン対応!こだわり抜いた白玉スイーツ
実は店主自身、卵や甲殻類、ミルクなどアレルギーが多く、食べられるものが限られていることから、自身の経験を活かしたいと考え
アレルギーやヴィーガン対応のスイーツ専門店を始めたそうです。
行けるカフェが限られていることに苦労なさった経験から今に繋がっているのですね。
「アレルギーの多い人でも食べられるスイーツを」と始めた「泰風佳日」の主役はやはり白玉。
作りたてを味わって欲しいと、注文が入ると白玉粉をコネるところから始めるのが店主のこだわりです。
豆花は、日本の豆乳にあわせて海藻エキスで固めます。
台湾タピオカも大小の2種類入っています。
コロナ前は台湾から直接仕入れたものを使用するほど、素材一つ一つにこだわっているスイーツ。
あんこも小豆から焚き上げて自家製のものを提供しているので、ギリギリまで甘さを控えた優しくほんのり甘いのが特徴。
自家製ジャムがアクセントになるものもあれば、京風きなことシロップで味変できる一品もオススメです。
ジャム屋の一面も見せる店内が素敵すぎる
開店してから間もなくしてコロナが猛威を振るった時、何かできないか?を施策を練った先が「ジャム屋」でした。
その日手に入った季節の果物を中心に、完全自家製で作るジャムは白玉に並ぶ人気商品の一つ。
季節のフルーツとの一期一会を大切に、果物同士を組み合わせたり、糖分を調整し、フルーツそのもののポテンシャルを生かしたジャムを作りを意識しています。
カフェでは、これらのジャムを白玉と組み合わせたメニューが果物の入荷の状況に応じて登場。
お店を訪れるごとに異なるジャムを使用した白玉が食べられるのもリピーターになる秘訣。
また、お土産に嬉しいグルテンフリーのクッキーもあります。
米粉を使用して作られたクッキーは小麦粉アレルギーの方や、ヴィーガンにも嬉しい一品。
豆乳やココナッツオイル使用なので、安心して食べられますし、お土産にも喜ばれるでしょう。
店主が「今日も佳い(よい)1日になりますように」と想いを込めてつくる空間とおいしいヴィーガンスイーツ。
アレルギーで苦労したからこそできるきめ細やかな心遣いが何と言ってもお店の魅力です。
店舗情報・概要
JR京都駅からJR二条駅まで移動した後は、徒歩8分程度でお店に着きます。
アクセスも良好で観光ついでに一休みしたい時にオススメです。
ぜひヴィーガンの方や、アレルギーのある方だけでなく京都らしいスイーツを食べたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。
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