「ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)」という言葉をご存じでしょうか?
端的に言えば、週に1回、お肉を食べるのを辞めよう!というキャンペーン名です。
我が家でもゆるく取り入れているので、ミートフリーマンデーって何?ということと取り入れた背景について小話します。
少しでも環境配慮に興味のある方にはオススメです!
ミートフリーマンデーって何?発祥の背景
ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)とは、冒頭でも述べたように「週に1度だけお肉を食べるのを辞めよう!」といった世界的キャンペーンです。
キャンペーンを打ち出したのは、元ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニー氏と、彼の娘たちメアリー&ステラ・マッカートニーさん。
地球環境の保護や動物愛護などを目的として始めた活動は、今では世界的に浸透しつつあります。
日本においては、内閣や都庁が実践するなど国を挙げて積極的に取り組んでいるのが特徴です。
ミートフリーマンデーのきっかけ
この活動が始動するきっかけになった有名な”2006年に国連が発表したレポートの一文”
「地球温暖化の原因となる温室効果ガスのうち18%は畜産業によるものである」
参考:wikipedea
このレポートをきっかけに、ポール・マッカートニー氏と娘は、「何か行動を起こさなければならない」という衝動に駆られたと言います。
そしてレポート内容を受け、国連が提案した「週に1日、肉を食べない日にする」が「MeatFreeMonday」の考えの根源となり
それを多くの人達が実践したら、温室効果を緩和できる。と多くの賛同者が集まりました。
そして2009年にポール・マッカートニー氏と娘さん達によって「MeatFreeMonday(肉を食べない月曜日)」が立ち上げられました。
このキャンペーンはイギリス発祥です。
イギリスと言えばオーガニック先進国であり、私たち女性の身近なもので言えばコスメブランド「LUSH」が有名です。
その他イギリス国内において、エシカル消費の市場規模は2021年にかけて1,220億ポンド(19兆円相当)と過去最高でした。
今かなりホットな国ですね
なぜ肉を食べないことが環境配慮に繋がるのか?
畜産業において問題視されている1番の原因は「森林の伐採」です。
人間の人口は年々増加傾向で、同時に肉を食べる需要も増え続けている状態。
その需要を満たすためには、牛など家畜の数を増やさなくては追いつきませんよね!そうなると広大な土地が必要ですよね。
アマゾンの火災が近年、問題視されているのは家畜が関係しています。
2番目の原因は、牛の「げっぷ」と「おなら」によるメタンガスの排出です。
牛のげっぷやおならには、大量のメタンガスが含まれており、牛1頭あたり1日に160~320リットル。
さらにメタンガスは二酸化炭素の28倍の温室効果があるというように言われています。
その他、輸送時に発生する排気ガスや、肥料、水なども原因の一つになっています。
我が家流ミートフリーマンデー
我が家では月曜日と決めてはいませんが、週に1度~2度、代替肉であるプラントベースミートを使用しています。
オムニミートやダイズラボシリーズを愛用し、健康も配慮して始めました。
ときどき肉を食べずに魚と野菜だけの日もあります。
ガチガチのヴィーガンやベジタリアンではないですが、ゆる~くミートフリーマンデーを取り入れています。
実際、このミートフリーマンデーのキャンペーン自体「ゴリゴリのヴィーガンになろうぜ!」と言っているのではないので
あくまでも週に1日だけ意識するだけで、地球や環境に優しい持続可能な世界を作れるよね!という趣旨があります。
>>世界初!アジア発祥の代替肉「オムニミート」で中国料理を作ってみた!
>>口コミ|ダイズラボの「きのこのキーマカレー」を食べてみた感想
まとめ|子供たちに伝えられる大人になりたい
最後に、私がサステナブルやエシカル消費に興味を持ったきっかけの一つとして「子供たちに伝えられる大人になりたい」と思いました。
今の子供たちは学校で環境について学んでくるでしょう。
そんな時、家庭で同じ目線にたって話をすることができる大人になりたい。
一緒に、よりよい地球になるよう議論できる親でありたい。
そんな想いでブログを綴っています。
今回のミートフリーマンデーは上記でリンクを貼っているオムニミートを調べる中で知りました。
オムニミートの会社ではミートフリーマンデーを推奨しています。
ぜひこの記事を読んだ後、何かを考えるきっかけいになれば幸いです。
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