器用貧乏なわたしは「マルチ・ポテンシャライト」

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雑談
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「何か1つ、専門性を持って手に職をつけなさい」

そう言われて育った人、もしくは社会から集団圧力をかけられた人は少なくないでしょう。

そのたびに、本当に自分に合う仕事や興味関心を1つに絞ろうとして、辛くなる。

かく言うわたし外から見れば「飽き性・すぐに興味関心が変わる継続力ないヤツ」だと思います。

しかし今日、とあるTEDの動画を元に”マルチ・ポテンシャライト”という生き方をご紹介させてください。

スーちゃん
スーちゃん

多感なわたしの性質を全肯定してくれる素晴らしい動画でした!

マルチ・ポテンシャライトってなに?

過去にTEDにて、キャリアコーチとして活躍するエミリー・ワプニックさんがプレゼンテーションしたことがきっかけで

「多数のことに興味を持ち、さまざまなことをクリエイティブに追求する人やその働き方」をマルチ・ポテンシャライトと定義し広まりました。

Multi             =たくさんの
Potential       =潜在能力
Lite     =人

あれやこれや、いろいろなことに興味・関心が向くので

多数のことに同時に取り組むこともあれば、気が済むまで1つのことに集中して取り組みます。

一見、どれも共通点がないように見えることから

周囲には「飽き性・一貫性がない・継続力がない」とネガティブな印象を与えてしまうことも。

スーちゃん
スーちゃん

しかしそんなマルチ・ポテンシャライトはクリエイターとして驚異的な強みを持っています。

マルチ・ポテンシャライトの強み3つ

専門家(スペシャリスト)にはない、マルチ・ポテンシャライトならではの強みは主に3つ。

①アイディアを統合できる

基本的に興味・関心があることは自身で情報収集をおこないます。

2つ以上の分野を自然と結び付けて、新しいサービスやアイディアを誕生させることが得意です。

②学習速度が速い

新しい分野に片足を突っ込む際、何度も「初心者」を経験するので

何かを0から学ぶ、始めることに抵抗感が少ない。

さまざまな分野に触れて、最低限の知識や知見があるからこそ、類似する共通点などを連携させながら
学習をするのです。

そのため一般的な人よりも学習速度が速い傾向にあります。

スーちゃん
スーちゃん

絵描き経験値0の私、1人でソフトを使って描けるようになるまで2週間ほどだった(笑)

③適応能力が早い

環境や業務内容の変化など、予期せぬことがあったとしてもその出来事を楽しむことができる。

結果的に、適応力が高くなり、順応するスピードが速い傾向にある。


例:今のわたしにできることを洗い出してみた

共通点がないように見える多様なスキルがあるってどんな状態?

という読者の方のために、私のスキルを例にして列挙してみます。

・英語(アシスタント教師レベル)
・ライティング(SEO含む)
・web制作(当ブログ参照)
・イラスト(自作アイコンのみ)
・料理(多国籍料理)
・写真
・コミュニケーションスキル
・自分を売り込むスキル(営業)
・人の話を引き出すスキル
・話ネタの引き出しが多いこと
・動画編集
・画像編集
・お得な旅行計画
・エシカルな暮らしに関する知識

などなどザーッと出してみたらこんな感じでした。

ね?できることは多いけれど、どれも専門分野ではないってこういうことなんですよ。

やっかいなのが、この中で周期的にハマるものが変ったり、1周まわって戻ったりする(笑)

マルチ・ポテンシャライトが陥る自己肯定感の喪失

俗に言う器用貧乏なので、上記で挙げたようにできることは多い。

だけどやはり社会的な信用度が低かったり、続かない人というレッテルを張られがちなので

「自己肯定感の喪失」はマルチ・ポテンシャライトあるあるだと思います。

けっきょく日本においては、型にはまることを良しとされるし、専門性の高い人ほど稼げます。

いくら私はマルチ・ポテンシャライトと言ったところで理解を得るのは難しく、自信をなくしやすい。

マルチ・ポテンシャライトが幸せに生きるには

そこでわたしのような器用貧乏さんが、どのようにしれば幸せに生きれるのかを考えてみました。

①とにかく稼ぐ

社会的な信用度や貢献度が低いから病む!なら、稼ぐのが手っ取り早いでしょう。

自戒も込めて文章を綴っていますが

持っているスキルが多いなら、1つ1つ恐れずにお金にかえる努力をすればいいのです。

生活費ぐらい稼げるようになればそこそこ自信がつくと思います。

②フリーランスを視野に入れる

マルチ・ポテンシャライトあるあるの「転職回数」

わたし含めて1つの職場で長続きしないので、いっそうのことフリーランスとして働くのがいいかも。

収入源も1つに絞らず分散すればいいんじゃないかと。

③多様性がある場所へいく

「こうあるべき」や、やたら他人に厳しい日本が辛いなら

多様性に寛大な国、地域へ行ってしまえばいいのではないでしょうか。

とくに日本は他人に過干渉な民族だと思っているので、わたし自身はずっと生きづらさを感じていました。

今は巣ごもり暮らしを目指して、他人軸で生きるのをやめたので幸福度は高いですが

どうしても辛い・・・という方はぜひ海外へ行ってみましょう。


まとめ|本来の自分の性質を無視しないであげて

スペシャリストに適性ない人が、そうなろうと努力したところで苦痛です。

マルチ・ポテンシャライトにはわたしたちなりの良さがあり、社会的メリットもあります。

一番おすすめなのが、スペシャリストとタッグを組んでプロジェクトを回すことだそう。

「適材適所」という言葉がある通り、無理に何者かへなろうとしなくてもいい

もっとこういった生き方がマイノリティでなくなる日がくるといいなと思います。

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