わが家の夫は兼業投資家です。
本業がシステムエンジニアでして、兼業で株式投資や過去には不動産投資もしていました。
ど理系夫は数字に強く、趣味は株価分析。
なんなら株価を分析するためのプログラムを自分で作り、データを見てはニコニコするちょっとやばめのタイプ(笑)
一方で妻の私は積み立てほったらかし投資一択なので、数字には弱いし雰囲気で投資家しています。
数日前に配当金が入ったので、堂々と投資家を名乗らせていただきますね。
そんな投資に強い夫と、弱い妻の「資産形成における役割分担」についてお話しますね。
>>夫が運営する株価分析のブログ
前提の家計管理に関してはこちら>>国際結婚|生活のお金管理どうしてる?貯蓄率トップ2%夫婦が実践する管理方法
資産形成の役割分担における考え方
セミリタイアを目指すわが家の基本的な考え方は「得意なことは、得意な方に任せる」です。
当たり前のようでけっこう難しいこの考え方。
例えば、家計管理や数字が苦手なのに、主婦だからという理由で妻に任せて貯金ゼロとか
夫に投資を任せたら、思ったよりもリスク高い運用をし貯金を溶かしてしまう・・・など。
苦手や適性がないのに役割を担ってしまうと、意図にそぐわない結果となってしまいます。
夫婦間においてしっかりと適材適所を見極めたうえでの役割分担ってだいじです。
わたしたち夫婦のそれぞれ適性はこんな感じ
そこで例としてわたしたち夫婦のそれぞれにおける適正をご紹介します。
夫の得意:
・数字の分析/データ管理/株式投資の知識が豊富。
・寝ても覚めても株価を見ても飽きないぐらい好き。
・慎重な性格のため一攫千金ではなくコツコツタイプ。
妻の得意:
・与えられた予算のなかで、やりくりするのが得意。
・買い物・節約料理の工夫など生活マネジメント向き。
ざっとこのような感じです。
要するに、家計の全体像を管理するのが得意な夫と、一部生活費を管理するのが得意な妻というバランスでできています。
資産形成における夫婦の役割分担
上記の適性をもとに、わたしたち夫婦の役割分担は
僕は株資産を含む家計の貯金をメインで担当。
夫:
・株の運用や、家計の総資産を管理。
・毎月お互いの運用成績を記録したり、月間・年間の家計簿管理(予算を立てたり改善のための主導権を握る)をしている。
私は食費や日用品、生活費を予算内でやりくりする担当
妻:
・月初に月の生活費を夫に申告し、現金でもらう。
・その予算内で収まるように買い物をしたり料理をして生活費の主導権を握っている状態。
というわけで、生活費以外の大きな資産やお金を管理するのが得意な夫と、生活費のやりくり、予算内でQOLを上げる工夫が得意な妻というバランスですね。
一般の夫婦がぶつかる壁
わたしたち夫婦は出会ったころから最低限のマネーリテラシーがあり、投資に関して前向きでした。
夫は既に当時、不動産投資をしていましたし、株資産も持っていたし。
しかし多くの夫婦が「嫁ブロック」や「夫ブロック」に悩まされるそうです。
片方にリテラシーがなければ、投資を始める以前の問題。
未だ投資は怖いという思い込みを持っている人が多い中で、パートナーに納得してもらうには根気強くプレゼンするしかありません。
財布を完全に分ける夫婦もいますが、実際に子供ができるとある程度、共有しないと家計が見えないので難しそう・・・
パートナーを説得する方法
そんなパートナーブロックにぶつかっているなら、まずはパートナーと一緒に勉強しましょう。
今では無料で観れるYouTubeがたくさんあります。
全くの初心者さん向けにはやはり、リベ大の両学長が発信している動画がおすすめ。
優良コンテンツを夫婦で共有しながら、2人でリテラシーを高めていくほうが後々功を為します。
例えば、片方がギャンブルのような手法で投資をしていることに疑問を持たず、気づかず、止められなかった末路は悲惨。
一攫千金かけて家計の貯金をぶっこむぜ!俺を信じろ
なんて言われて鵜呑みにする前に、正しい手法で堅実な投資を夫婦で知識として持っておくことがまずは第一歩ではないでしょうか。
そもそも家計の話を冷静にできない状態は、夫婦関係が築けていないと思うので根本的なコミュニケーションをとるところから始めましょう。
まとめ|共通ゴールを明確に役割分担を
得意な方に任せるほうがいい!と言いましたが、何も丸投げにせよ。
という意味ではありません。
・〇年後に資産〇千万円まで貯める
・配当金月〇万円を目標にする
など、夫婦の間で共通の目標を持つことがとても大切です。
その目標を達成するために適材適所で役割を担うのがポイントになってくるのではないでしょうか。
離婚理由に多いのは価値観の違いだそう。
日頃から各々の価値観を伝えあい、共有するクセをつけておかなければ生活の基礎となるお金の話もできない関係になってしまいます。
ぜひ今日の記事が夫婦で投資を始める後押しとなれば幸いです。
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